キャプテンフューチャーの大勝利

 ハヤカワ文庫のキャプテンフューチャーシリーズでは「脅威! 不死密売団」となっていたが、原題は「The Triumph of Captain Future(キャプテンフューチャーの大勝利)」である。

 何が「大勝利」なのか?もちろん冥王星の衛星の銘々である。2011年と12年にハッブル宇宙望遠鏡が発見した、冥王星の衛星の名称を募集していた米民間団体「SETI研究所」は2日、それぞれ「ケルベロス」「ステュクス」に決まったと発表した。

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 冥王星の衛星の名前の公募に際して、STAR TREKのカーク船長ことウイリアム・シャトナーは「バルカン(スポック副長の母星)」にしょうと運動をしていたが、既に過去に他の惑星の名前の候補になっていたことから見送られたとある。

 以前に記事にしたが、元々「暑い」という意味のバルカンを太陽系の辺境の冷たい星の衛星に付けるのは無理があるが、それよりも何よりも既に発見されていた衛星には由緒正しく「ケイロン」という名前が付いている。

 読売の記事にはカーク船長の件は有るが、ケルベロス、ケイロン、スティクス(ステュクス)については何も触れていない。

 まだ冥王星の衛星すら見つかっていなかった時代に書かれたSFキャプテンフューチャーに冥王星の3つの衛星が登場する回があって、その名前である。

 やっぱり、この名前の選考委員の頭の中にはきっとキャプテンフューチャーシリーズのことがあったんだろうと勝手に思ってしまう。最初に発見された衛星にケイロンと名前が付けられたのもきっとそうだ(…と思う)。

 カーク船長には悪いとは思うが、まさに「The Triumph of Captain Future(キャプテンフューチャーの大勝利)」である。

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