伸ばしランナーについて

 空中線を張るのに伸ばしランナーを使っています。最近は特殊な釣り糸や専用の線も売っているようですが、使い慣れていることや、何よりタダなので手放せません。

 少しご質問があったので我流の使い方をご紹介。

 そもそもランナーとはプラモデルの部品が付いている枠の部分です。

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 枠のうちで部品が付いていなかった比較的長い部分を探して使います。

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 このランナーの先を燃えない程度にコンロで炙ります。この時に火傷をしないようにラジオペンチなどでランナーを持ちます。

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 軟らかくなった先をペンチなどでつまんで一気に引っ張ります。

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 大体1.5m(両手を広げた長さ)に伸ばせば艦船模型の張り線に丁度良い細さになります。

 これを適当な枠に巻き付けますが、切れない程度に真っ直ぐになるように張力をかけます。

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 ドライヤーの熱風で炙ります。こうすると真っ直ぐな伸ばしランナーが出来るので巻いた枠から適当に切り出しながら使います。

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 使い方は「糸」ではなく「棒」のイメージで。ドライヤーで炙って真っ直ぐになっているので、「糸」のように引っ張らず「棒」を立てかけるイメージで接着すれば「張って」いるようになります。

 以上簡単に書きましたが、少し練習すれば出来ます。

 他に使い方として、エッチングを接着するのにも使っています。

 ゆっくり引っ張って太目の伸ばしランナーを作ります。

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 これを3-4cmに切って爪楊枝の先に貼ります。

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 エッチングには瞬間接着剤を使わないとダメですが、ダマにならないように出来るだけサラサラタイプの瞬間接着剤を使っていますが、手摺など長いパーツでは乾いてしまうので、後から途中にポイントポイントで流し込んでやる必要があります。

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 この時、瞬間接着剤の流し込み用のノズルを使ったりカッターナイフの刃先に乗せるという方法がありますが、どちらも頻繁に使うとノズルや刃先の消費量がバカになりません。

 そこで太目の伸ばしランナーの先を使います。サラサラタイプの瞬間接着剤を適当な紙などの上に出しておいて、先を漬けると適量の接着剤が付きます。

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 それを流し込みたい部分に付けると気持ちよく隙間に流れ込みます。爪楊枝の先に付けているのは持ちやすくなるからと、使い終わった後に接着剤の付いたランナーの先を他所に着かないようにしやすいからです。

 先に接着剤が貯まって太くなってきたら、その部分を切り落とせば使い続けることができます。

 伸ばしランナーはタダですが、働き者で重宝しています。
 

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この記事へのコメント

初心者提督
2014年03月17日 00:25
さっそく空中線の作り方ありがとうございます。
ランナーとは商品名では無かったのですね、探してしまいました(笑)
このような方法があるとは知りませんでした。
本間優太郎
2014年03月17日 21:39
初心者提督様
 ご不明の点はいつでもお尋ねください。
ななち
2014年03月17日 22:25
どうもです。
以前、口頭でレクチャーを受け
ペンチで伸ばすのは理解していたのですが
ドライヤーで炙るところまでちゃんと聞いていなかったみたいです。
ついでに、いつか、空中線の結合とガイシの再現方法も教えてください。
本間優太郎
2014年03月18日 09:14
ななちさんいらっしゃい!
我流でよろしければ了解であります<(-"-)
屋根裏部屋の男
2014年03月18日 11:48
いつも読み逃げしています(^m^)>
伸ばしランナーって結構面倒くさい作業なので避けてましたが(笑)
使い道は色々あるんですよね~!
特に1/700スケールでは重宝するものですね♪
本間優太郎
2014年03月18日 23:14
ななちさん、ひで社長
伸ばしランナーその2を記事にしてみました。