1/35重戦車スターリン製作を指導する(その1)

 オフ会レポートに書きましたが、来年までの宿題が課されました。

 じゃんけん大会の賞品であるタミヤ1/35重戦車スターリンを完成させ持ち込むようにとのことです。しかも、製作は商品を引き当てた調査員に行わせる事、一切の手出しは無用との厳しい条件がつけられました。

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 部品を前にただ静かに佇む調査員です。

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 しかし、「一切の手出し無用」と言っても、それは全くの素人というかプラモに触ったことも無いわけで、何かしらの指導はしないと模型が可哀想です(調査員は可哀想ではないのか?)。

 ということで、指導をしながら少しずつ完成を目指すことになりました。ですが、指導とはいえ今更技術を教えても労多くして益少ない結果に終わるのは目に見えています。大切なのは「」です。

 そのためのテキストとして「小説こちら葛飾区亀有公園前派出署」を使ってみました。

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 この本は日本推理作家協会監修で、推理作家がこち亀の設定で短編の小説を書いたものを集めたものです。その中に今野敏氏の「キングタイガー」があります。カンの良い方は気付かれたと思いますが「キングタイガー」はドイツの戦車です。この短編小説は、退職後の趣味にプラも作りを始めた元警察官が両さんの作品に一念発起しキングタイガーのプラモと格闘する話です。

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 まずは調査員に一読させ、戦車プラモ製作のおおまかな流れを理解してもらいました。この間に必要な塗料とウォッシング用のエナメル塗料とうすめ液を準備しておきます。

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 その他必要な工具や材料は艦船模型用のものを使うことにしました。

 先ずは車体からです。ここではいきなりディテールアップの精神を鍛えます。元のパーツではエンジンルームが塞がっています。これでは給排気も放熱もできません。ここに穴を開けて裏からエッチングのメッシュを貼り付けます。

 「どうしてそんなことまで…」と困惑気味ですが、先ずは騙されたつもりでやってみることが肝心です。

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 ピンバイスで穴を開けてデザインナイフで拡大し、最後にヤスリで形を整えます。

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 取敢えず一区画分を抜いてからハセガワのエッチングメッシュを貼り付けます。

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 ここで処理した部分と未処理の部分の違いを比較します。リアリティが格段に違っていることが誰にでも簡単に理解でき、こんな作業が必要な理由も分かってもらえたでしょう。

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 千里の道も一歩から…先は長そうです。

 今日はココまで。

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この記事へのコメント

トコトンおじさん
2014年09月22日 08:44
すごい あのダースベーダ―の乗った?巨大ラジコン戦車じゃなくて、すごいディテールアップになりそうです。来年のお披露目を楽しみにしております。
DVD面白かったです。ありがとうございます。
本間優太郎
2014年09月22日 22:06
ここ以外は素組の予定です。鋳造痕までキットで再現されていて素人が手を入れる隙間はありません。