嗤う共産党

 橋下に三行半を叩きつけられた「耳」と支持率低下というか完全に有権者に嫌われ党勢が回復しない「腐乱犬」が手を結ぶことになった。

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公務員人件費削減、安保法一部白紙…民維が合意
 民主、維新両党は7日の党首会談で「基本的政策」に合意した。
 来年の通常国会に臨む統一会派の政策の基礎となるもので、国家公務員の総人件費2割削減や安全保障関連法の一部白紙化などが盛り込まれた。
 政策協議で、最大の争点となったのは公務員の総人件費削減だ。民主党は支持団体である労組の反対に配慮し、数値目標には消極的だった。維新は、国・地方公務員の総人件費2割削減を求めていたが、「職員団体との合意を前提としつつ」との条件をつけた上で、国家公務員だけ数値目標を設定することで折り合った。
 両党は基本的政策で「現実的な外交安全保障」を掲げたが、「安全保障関連法については、憲法違反など問題のある部分をすべて白紙化する」と明記した。
(2015年12月07日、読売新聞)


 記事にもあるように両党の「トゲ」は公務員である。

 そもそも維新は橋下の大阪の公務員攻撃を皮切りに支持を延ばし、公務員を仮想敵として叩き続けることで勢力を拡大してきたのである。一方の民主党は公務員の労組を含む連合を大きな支持基盤としている。

 つまり、この両者はハブとマングースのようなもので天敵同士である。

 この両党が統一会派を組むに当って仮想敵を国家公務員に絞ろうと合意をしたというのだが、有権者をバカにするのもいい加減にしてもらいたいものだ。

 この時期に一部とはいえ票田を敵に回し、そして結党の理念を曲げてまで会派を組むのは政党助成金目当てということは誰がみても明らかである。

 こんなことだからダイエットのためにライザップに通う金まで政党助成金に手を出す輩が出てくるのである。

 「身を切る改革」が実は「他人の身を切る改革」であって、国民もバカではなく、公務員よりは国会議員の方が問題であるという意識が徐々に浸透してきている。

 先の国会審議においても一票の格差是正に自民党が国会議員数の削減をしない!と野党は追求していたが、それならば今回の合意事項に国会御議員数の削減が含まれているかといえば、何処にも見当たらない。

 国会議員数の削減など人気取りのパフォーマンスでした!と自白しているようなものではないか。

 それはそれとして、両党とも毒饅頭を喰ってしまったということに後々気付くことになるのではなかろうか(別に心配をしている訳ではない)。

 先ずミンスだが、一部とはいえ票田となる国家公務員の労組を切って捨てたわけで、如何に数としては少なくとも連合としては無視する訳にはいくまい。自治労(地方公務員の労組)にとっても明日は我が身と心中穏やかでは居られない。当然のこととして末端レベルの支持者に亀裂が入るのは不可避であろう。

 では一方の維新の片割れだが、多分というか必ず大阪側の批判が始まる。政党助成金に目が眩んで地方公務員をターゲットから外したとあっては、維新の支持層を完全に裏切った形となる。橋下がこの点について攻撃を始めれば立っていられないのは明らかであろう。

 何よりも今回の件で最も得をするのは自民でも大阪維新でもない。行き場を失った支持者が投票する先と言えば共産党しか選択肢が残っていない。特に槍玉に上がった国労が仕返しをするとすれば共産党にミンスへの批判票を投じるしかない。

 目先の政党助成金のために票田を裏切るということは、己の利の為には国民を裏切りかねない連中であると一般の有権者も判断するであろう。

 その揚句、批判票の流れ着く先が共産党しかないというのは何とも悲しいことではないか。


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