安保法案可決感想戦

 シルバーウィークに入る直前の9月19日未明に安倍政権悲願の安保法案が参議院本会議で可決され、衆参両院合計220時間の国会審議を経てようやく成立の運びとなった。

 これに対する世間の反応だが、比較的安倍政権寄りのFNNの世論調査が発表されていた。

画像


 産経新聞社とFNN(フジニュースネットワーク)が19、20両日に実施した合同世論調査によると、集団的自衛権の行使を限定的に可能にする安全保障関連法の成立について、56・7%が「評価しない」と答えた。「評価する」は38・3%だった。一方、日本の安全と平和を維持するための安保法制整備については、69・4%が「必要」と答え、「必要ではない」は24・5%にとどまった。
 安保関連法案の国会審議に関しては、「十分に尽くされたと思わない」との回答が78・4%に達した。「思う」は18・0%だった。野党に対しては「役割を果たしたと思わない」が76・1%で、「思う」の17・3%を大きく上回った。
 安保関連法案に反対するデモや集会への参加経験をたずねたところ、95・9%が「ない」と回答。「ある」は4・1%だった。これらのデモや集会に対し、50・2%が「共感しない」、43・1%が「共感する」と答えた。


 要は「安保法制が必要なのは理解しているが中身が分からないのでもっと話し合った方が良った」というのが平均的な国民(有権者)の考えなのだろうと思われる。

 先ず「中身が分からない」とのことだが、今国会で沢山の法律改正が行われているが、その一本一本の中身を全て国民は理解しているのだろうか?大事な法律だからというのは重要なポイントだが、労働者派遣法の改正も中身を正確に説明できる有権者がそんなに沢山いるのか大いに疑問である。

 仮に有権者が理解していない、ということについて確かに一義的には法律の提案者である内閣がその責任を持っていることは間違いないが、一方でカスゴミは何をやっていたのかということだ。

 報道機関として名刺一枚で取材のために普通は入れない場所に入れたり、合えない人物(キーパーソン)に合うこともできる。もちろん、今回の安保法制がどんな法律なのかを整理して分かりやすく有権者に説明することが幾らでもできる立場にあったし、そうするために先に示した特権がカスゴミに与えてあるのである。

 にも拘わらず、憲法違反だの戦争が始まるだの徴兵制復活だの、法案の何処にも書いてもいないことで不安を煽る論調を繰り返し繰りかえし垂れ流したのである。

 普通なら「この条文は元々こう書かれていますが、これが今回の改正でこう変わりますから、このとおり徴兵制が復活します」と説明すべきところ、流石にカスゴミそのものがそう言う訳にはいかないので、街の声で盛んに徴兵制を繰り返し流し続けたのである。

 今からでも遅くないから、改正法のどこをどう解釈すれば徴兵制が始まるのか示すべきであろう。

 憲法違反という意見もある。これは余りに高度な判断でどうこうコメントするだけの力量は無い。ただ、集団的自衛権については違憲と合憲の両論あるということは確かのようである。

 だが日本国の存立が根底から脅かされるような時に憲法違反という説がありますのでこれこれは出来ません、などということが出来るのであろうか?国民を守るはずの憲法が、憲法を守るために国民に犠牲を求めるということがあっても良いものなのかということである。

 本当はこういった点について国会で議論を戦わせるべきであったのだが、反対野党の論調は正に神学論争で昔誰がどんな事を言った、答弁した、裁判で判決が示された、それでどうしたこうしたという話ばかりである。

 井沢元彦ではないがこれでは平安貴族は笑えない。こういうのを「前例踏襲主義」というんじゃないか?新しい情勢の変化が起こっている時に、前例に無いからといって策を講じないことで良いのかということである。総理補佐官が「政治的安定性はどうでもいい」と言ったと袋叩きにあったが、状況の変化を踏まえての対応をすべきではないか、と言いたかっただけではなかったのかと今でも思っている。

 いずれにせよ、支那の軍事的台頭、バ韓国からの米軍撤退(これは韓半島の地理的役割が兵器の進歩等により変化したためである)、そして冷戦時代が終わり米露の軍事的箍が外れて世界の軍事的秩序が乱れ始めていることなど、日本人がこれからも安全にグローバルな活動を行う上で国同士お互い様で守り合いましょうということを実現するための対応ができるという話でしかないのである。

 今日のサンモニはいつもに比べて酷かったのだが、日本の自衛隊が海外の紛争地域で難民などの支援するNGOや国連職員を守る駆けつけ警護で殉職者が出たらどうすると批判しつつ、続いて尖閣で紛争が起こった時に米軍が手を引こうとしているのを自衛隊に補なわさせようとしていると批判していたが、じゃあ尖閣を守るために米軍の隊員には殉職覚悟で戦ってもらおうというエゴイスティックな対応を何時まで続けるのか、是非意見を伺いたかったのであるが、こんな連中に聞いても答えは持っていないであろう。

 総理もこんな議論を延々と聞かされ、時に我慢の限界を超えて発言すると鬼の首を取ったように紙面や放送時間を使って騒ぎ立てていたのがカスゴミである。そんな時間や紙面があれば法律の中身をもっと説明すべきであったが、そうすると安保法制が実際は対したことではないことが分かってしまうのでそれはやらなかったのであろう。

 もう一つ憲法を解釈変更したのがいけないとの批判だが以前から集団的自衛権は持っているけど使わない、ということだったので、状況の変化により一部限定して使うことにしただけのように思うのだが。

 これが拙いと言うなら、憲法89条を厳格に運営して私学助成金を全て停止しないと一貫した措置とはいえない。

 こちらは解釈の余地は無いが、それでも必要なので見てみぬふりをして助成金は出します、でも憲法9条は一切解釈を認めませんでは理屈に合わないだろう。

 実は反対野党の主張は聞けば聞くほどに辻褄が合わない矛盾したものが多いのである。盛んに野党に対して対案を出せと与党が催促したが出てこなかった。正確には十分に議論できるタイミングでは提出されず、もう採決に入るという直前に時間稼ぎとアリバイ作りのために提出され廃案とされただけである。

 対案を提出すると当然に提出側が今度は質疑で答弁をしなければならなくなる。そうなると自分たちが疾しさ満載と言う自覚だけはあったのだろう。とても立ってられない、あるいは自分たちの主張の矛盾点が世間に広まってしまうことを恐れて対案を出せなかったのではないかと思わざるを得ないのである。

 それともっと大きな問題として、国民の声に耳を傾けていないという批判もあった。

 連日国会前で開かれる大規模な反対デモに耳を傾けろという批判である。だが、安倍政権は3度の国政選挙に安全保障法案を改正することを政権公約として戦って勝利しているのである。特に昨年12月の衆議院解散選挙は直前に集団的自衛権の一部容認すら閣議決定して戦いに臨んでの勝利なのである。

 まさに思い付きの法改正ではなく、国民との公約(約束)を果たすべく今国会に望んだのである。三度の国政選挙の公約は重いものがあるはずであるが、この点もカスゴミによって示されることは殆ど無く、代わりに国会前デモこそが国民の声であるかのごとく報道が繰り返されたのである。

 選挙結果よりも声の大きなデモが政策決定に優先される方が余程独裁的だと思うのだが。国会前で大きな声で騒げば選挙公約を変えて良いというのでは何のための選挙か分からなくなってしまうではないか。

 それでも一億歩譲って多くの国民が反対を叫んでいるのだから、と仰る向きには以下の画像をご覧頂こう。

画像


画像


画像


画像


 支那(中共)の使う簡略字やハングルが書かれたプラカードが乱れ飛ぶ国会前デモの主張に沿った対応をすることが、日本国民の望むことなのか?よーく胸に手を当てて考えてみて欲しい。

 なお、外国人が日本国内で政治活動をすることは禁止されている。マクリーン判決と言うのがあるが、これに照らしても安保法制の反対デモに参加するのはアウトであろう。

 入管はしっかり仕事をして欲しいものだ。まあ、民主党などが実際に国外退去を入管が行えば騒ぐだろうが、逆にバ韓国や支那で日本人が反政府デモに参加すれば国外退去で済むかどうか、聞くのも野暮であろう。そこまで日本は外国人に甘いのである。

 最後に強行採決ということであるが、220時間も訳の分からない堂々巡りの神学論争のような質疑に付き合い、公聴会等の手続きを踏み、議論が出尽くした(同じことばかり聞き始めている)ところまで審議を続けてから、採決に持ち込んでいる。しっかり手続きは踏んでいて、これがどうして強行採決と呼ばれるのか理由が分からない。

 むしろ採決を暴力で妨害したと言うのが本当の所だと思うのである。与党は衆議院の2/3を押さえ、参議院も過半数を押さえているのである。その気になればスピード採決ですら可能なはずなのに丁寧に丁寧に手続きを一歩一歩クリアしながら段階的に採決に持ち込んでいる。

 反日野党も戦い方として少しでも歯止めを掛けるように修正を求めれば与党側に受け入れの余地はあったのである。参議院の付帯決議で幾つかの約束が条件付賛成した野党により付け加わっている。

 それを最初から徹底抗戦で一切の妥協はしないという態度で臨めばこうなることは明らかである。話し合いとはお互いの妥協点を探しながら、そして少数の野党はその議論の過程で条件闘争に持ち込むのが戦い方のはずである。

 それを国会前デモやカスゴミの援護射撃という場外乱闘に頼って一点突破で自分たちの意見を全て通そうなどとは子供と同じで、結局大人の対応が出来なかったのである。

 「まだまだ納得出来ないので審議を!」とか言っていたが、自分の納得できる結果になるまで妥協せず審議を続けるというのでは、100年審議しても無駄であろう。

 この事実をもってしても反日野党には我が国の政権を担う政治的実力が無いと断ぜざるを得ないのである。

 いずれにせよ安倍政権は悲願の安保法制を成立させた。だが、本丸はやはり憲法改正であろう。あくまでもその前哨戦に過ぎない。

 来年の参議院選挙は高い確率で同日選挙と考えている。それに向って、今回の法案成立を妨害した勢力の特定・殲滅が行われるのではないか?自分から正体を明かした芸能人や評論家も多い。

 しっかりした議論を進めるために雑音はしっかり排除してから日本国民の総意を結集させてもらい、敗戦の呪縛を解いて普通の国に速くなって欲しいものである。




【中古】『安保闘争』関係文献・資料目録?1960年5月-6月 (1960年) (部内資料)
KSC
【ご注文について】【よくお読みください】詳細について不明な点があればお気軽にお問い合わせ下さい。表記

楽天市場 by 【中古】『安保闘争』関係文献・資料目録?1960年5月-6月 (1960年) (部内資料) の詳しい情報を見る / ウェブリブログ商品ポータル

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント

トコトンおじさん
2015年09月22日 11:30
比べるわけにはいかないけれど・・・国会前最大で3万人?!自衛隊航空祭基地内だけでも14万7000人・・・・・国会前は花の大東京で交通も便もとってもよいところ・・・・
自衛隊基地・・・うーん出かけるにも大変・・・なのに去年より大幅増となりました。理解が進まない?国民みんなが理解してそこまで内容を精査してるんだったら・・・・みーんな司法試験に合格するって!!たぶん。
本間優太郎
2015年09月22日 11:55
多数決なら昨年の総選挙で終わっています。場外乱闘で勝負を決めることができるなら民主や共産の政治家はデモのアジテーターに職換えした方が良いのではと思います。
法案の中身も本当はカスゴミがもっと知らせるべきものだと思いましたが、結局は反安倍政権ばかりで嘘八百を垂れ流しただけで、すでに存在意義は無くなったとしか思えません。