違いの分からない人達

 安倍政権がナチスのようだとの批判がある。集団的自衛権を内閣の憲法解釈で行使できるようにしようとしていることへの批判である。

 いわゆる「レッテル貼り」の手法であるが、これこそまさにナチス的な方法であり、「ナチスだ!」と批判している当事者自身がナチス的な手法を用いていることに気づいていない。

 そもそも、憲法解釈の変更については、先の民主党政権時に国会答弁者から官僚の内閣法制局長官を意図的に外し、総理どころか一閣僚に過ぎない枝野に一元的に憲法解釈に関する答弁を行わせた(=公的に解釈させる)のだが、こちらの方は全く問題にならなかった。それどころか、「これぞ選挙で選ばれた政治家による強力なリーダーシップであり政治主導である」と持て囃したのではないか?実にいい加減なものである。

 さて、本題はそちらではない。「ナチスだ!」との批判と「ナチス的だ!」と批判することについて、どうも違いが分からぬ輩がいるようなので、一言。

 日本国憲法以上に平和的(ドイツの牙を抜いた)とされるワイマール憲法の元に誕生したナチス党が軍事独裁国家となったのだが、その実現のために様々な手法が用いられた。また、ヒトラーを独裁者の代名詞のように使うこともある。

 戦争相手ではないユダヤ人を虐殺したいわゆるホロコーストを、南京事件や追軍売春婦に例えるレッテル貼りにも使えるので、ナチスに例える手法が用いられているのであろう。

 安倍政権をナチスだ、安倍総理をヒトラーだと批判するのは、ナチスドイツのような軍事独裁国家になるぞ!と脅かすための比ゆであって、「ナチスだ!」というのは正確には「ナチスのようだ!」と言っているのである。

 ここらの違いがどうも理解できていない輩がいるのである。

 あくまでも「ナチス的」であって「ナチス」ではない。つまり、立憲国家を独裁国家に変えるための手段のみを「ナチス的」と批判しているだけであって、ナチスになろうとしている訳ではない。

 従って、一億歩譲って「ナチス的」に独裁国家を目指しているとしても、ナチスと同じくユダヤ人を差別し虐殺する必要など全くない、いや、わざわざそんなことをすれば余計な非難を受けてできることもできなくなってしまう。

 終戦記念日に靖国参拝をしている団体をみればわかるのであるが、どこの団体がハーケンクロイツの旗を掲げ、ナチスの軍服を着ているというのであろう?

 それをどう勘違いしたのか、あるいは頭がそれを理解できないのか分からないが、「安倍政権=ナチス」と思い込み、ならばユダヤ人を虐殺するはずだから、とアンネの日記の棄損という暴挙に走ったのであろう。

 何とういうか、短絡的というか、もうバカバカしくて、バカバカしくて、怒りを通り越して余りの馬鹿さ加減に呆れてしまうのである。

 挙句の果てにこの始末。

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 バ韓国の反日デモで安倍首相を非難するプラカードを踏みつけたのだが、何故かアンネの顔まで足蹴にしてしまう始末…もう何をやっているのか自分たちでも分かんないままにやっているのが見え見えなのである。

 やってられませんなぁ~

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